どうも。
現在、艦これイベント「船団護衛!輸送航路防衛戦」の真っ最中。
当鎮守府はE-3まで甲攻略を終えており、一段落ついたので更新作業を行っております。
艦これに関してはまた別の更新機会を設けます。
今回は前回予告したように今回は虫草祭のレビュー回です。
それ以外にはコレと言ってネタは無いので、興味の無い方、虫が苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
ちなみに恒例の写真ストック枚数がどうなったかと言いますと・・・。
320枚です。
これでも結構減らしたんですよ?虫草祭発見分は全部掲載しましたので。
100枚弱は掲載したので時間かかっちゃいました、ごめんなさい。
でもできればキリ良く感想回と写真整理は揃えたかったのでご容赦ください。
それでは行きます!
0日目。
最寄り駅で今回の参加メンバーの1人であるしんや氏と合流。時間はもう夜です。
ここからどろんこ氏宅まで私の運転で走り、そこからはどろんこ氏の車に乗り換えます。
真夜中の高速道路を走るなんて最初期に富士山へ前日夜に着いて車中泊していた頃以来。
交通の便が良くなってからは早朝出発ばっかりでしたからね。
1日目。
深夜にどろんこ氏宅に到着。荷物を車に載せ替えて再出発です。
ここから私は後部座席で仮眠し、どろんこ氏としんや氏が交代で運転します。
途中休憩中に私が携帯電話紛失騒動を起こしますが、
普通に座席とドアの隙間に落ちていただけでした。お騒がせしました・・・。

日が昇り、サービスエリアで朝食です。朝と言えばやっぱりラーメンですよね。
朝から何食ってんだって感じですが、これがまた美味しいんですわ。
そろそろ運転手交代・・・と自分が少し代わったんですが、
どうも寝不足が響いて集中力を欠いている自覚があったため、早々にバトンタッチ。
車はその後も走り続け、ついに目的地に到着しました。
虫草祭は前日から日本冬虫夏草の会の総会として始まっており、集合場所はその宿泊施設でもありました。
到着して車を降りると、そこには見覚えのある方々が沢山!懐かしいです!
自分が最後に虫草祭に参加したのはサンチュウムシタケモドキが出た2018年が最後。
それ以降は予定が合わずに参加を見送り続け、その後はコロナ禍で開催中止が続いてしまいます。
そして2023年、やっと虫草祭再開となったのです。
それでも対策として3ヶ所に分けて開催となりましたが。
ここでTwitterでもお世話になっている油蝉氏や、
直近でお世話になる予定のやまどり氏やTsukuru氏ともご対面しました。
私は会員の方とトイレで話し込んでいる間に写真撮影に間に合いませんでしたが、もう1回あるからまぁ良いや!
ここから車で道の駅まで移動して全体挨拶。何と村長さんまで登場してビックリしました。
挨拶と注意事項説明が済み、記念撮影が済んだら、いざフィールドへ!
今回訪れたフィールドは言われなければ入って行こうと言う気にもならない廃道の先にありました。
全員で冬虫夏草捜索要装備に着替えてゾロゾロと荒廃した道を進みます。
しばらくすると道の先に良い感じの沢が・・・ここが今回の目的地です。

まず最初に見付かったのはアワフキムシタケ。
やや冷涼な環境を好む冬虫夏草で、名前の通りアワフキムシから発生します。
アワフキムシ自体は地元でも普通に見付かりますが、不思議と冬虫夏草が居ないんですよね。
この場所は普通に道路上にアワフキムシタケが群生しているような状態でした。
最初に参加した虫草祭でも似た状況だったのを覚えています。
ここはまだ入り口でしたが、それでも大量のアワフキムシタケの他に、
ツキヌキハチタケやセミ生種に重複寄生した大型のマユダマタケ、オニハエヤドリタケ、
マユダマタケが重複寄生したコガネムシハナヤスリタケなどが見付かりました。
そして衝撃の光景は突然やって来ました。
「凄いぞ!」「見ておいたほうが良い!」

ベテラン虫草屋さん達が大興奮!一体何事かと思い見に行ってみると鼻水吹きました。
小さなモミの幼木の枯れ枝を中心におびただしい数のハエヤドリタケ!
このフィールドでは多く見られると聞いて期待していたんですが、
いやここまで出るとは聞いていない!参加者の1人は「70まで数えて止めた」と言い、
別の1人は「意地で数えたら100弱は居た」と言う、まさにハエヤドリタケがなる木。
たった1本の木にここまでの数が出ているのは長年冬虫夏草を探して来た方々でも衝撃だった模様。

見れば他の木にもそれなりの数が出ており、私は胞子観察用に2個体を採取しました。
若干未熟個体が多かったですが、運良く成熟個体を手に取ることができてラッキー。
ちなみに帰宅後に無事胞子観察にも成功しました。
これは恐らく一生冬虫夏草の趣味を続けてもまた出会える保証が無い系の光景だったでしょうね。
沢から少し高さのある段を探していた参加者さん達がざわつき始めました。
どうもこの場所に私がずっと探したいと思っていた冬虫夏草が居るみたいなのです。
フラッシュライトの電池が切れて光量が下がり、探すのにかなり苦労しましたが、
ライトを変えたらアッサリ見付けることができました。

私の大好きな針タケ型の冬虫夏草コツブイモムシハリタケです。
裸生子嚢殻好きな私がずっと出会いたいと願っていた種でもあります。
この場所では相当な数が見られるようで、多くの参加者さんが発見されていました。
針タケ型は冷やしてしまうと胞子を吹かなくなることが多く、
この旅の間は極力常温に近いやや低温くらいの場所になるよう努めました。
お陰様でこちらも無事胞子観察成功。念願叶いましたよ。
私は写真撮影と狙いの冬虫夏草探しにターゲットを絞っていたため、
あまり種数を出すことができませんでした。
ちょっとカメラ用装備の運搬方法を見直さなくてはならないかも知れません。
実際他の参加者さん達がかなり珍しい冬虫夏草を見付けていたようです。
中でも1種類、謎すぎる冬虫夏草が見付かり、どろんこ氏大興奮。
写真撮影はさせて頂きましたが、情報拡散禁止令が出ました。
すでに研究者さんの手に渡り、色々と調べて頂いているところです。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、虫草祭は終了。
皆さんで発見種の報告書を提出して閉会の挨拶となりました。
虫草祭でお世話になった皆様、色々お話をして頂いた皆様、ありがとうございました!
まだだ。
まだ終わらんよ。
実はまだあるんですよ、虫草祭「後の祭」が!
いつも冬虫夏草や地下生菌関係でお世話になっているMikoskop氏からお声がけ頂き、
日本でも有数の凄い冬虫夏草の発生坪を案内していただけることになったのです。
開催は翌日なので、ここからは車を運転して本日の宿泊場所へ。
私としんや氏は事前予約をしていましたが、どろんこ氏は未予約。
漫喫泊の予定でしたが、しっかり休みたいと言うことでホテルに問い合わせてみると、
何と空室がある上にお安く泊まれる裏技をホテルのフロントの方が教えて下さいました。
部屋の居心地も良く、その神対応に久し振りに真面目にアンケにお礼書いちゃいましたよ。

ホテルで一息ついたら夕飯時です。旅と言えばご当地グルメ。美味しいものが食べたいですよね。
3人ともラーメン好きな我々はGoogle先生を頼りに近場のラーメン屋を探します。
最初に候補に挙げたお店は運悪くお休み。
次に探したお店はあまり事前情報を得ずに入店したのですが、結果は大当たり。
もう1回食べに来たい。ラーメン舌が肥えた我々が唸る絶品でした。
魚介出汁が凄く効いて、それでいて魚粉で誤魔化していない正統派!
またこの近くで観察会があるならば是が非でも寄りたい、そう思える味でした。
大満足でホテルに戻り、シャワーで汗を流してベッドへ。
のんびり艦これでもしようかと思っていましたが、長距離遠征とフィールドの疲れで即寝落ち!
こりゃまた寝心地が良いんですわ。ビジホとは言えど侮れませんねぇ。
久し振りにぐっすり朝まで眠れました。
2日目。
おはようございます。快晴です。着替えを済ませてホテルのロビーに集合します。
3人とも昨日の夜は即寝落ちだったそうです。でも今日は余力ありますよ!
昨日と比べて気温が高くなりそうなので、気を付けて行きましょう。
今回のフィールドは以前どろんこ氏が行ったことがあるそうで、確かに凄い場所とのこと。
待ち合わせ場所で待っていると前日に続きやまどり氏とTsukuru氏が合流。
主催のMikoskop氏はやや遅れての参加となりました。
待っている間に駐車場でカメムシタケ発見。ここでもう見付かるのか・・・。

全員集合したのでいざ出陣!と思ったら入口付近でMikoskop氏がオサムシタケ発見!
私は以前富士山で幼虫生の小さい子実体しか見たことが無かったので凄く嬉しかったです。
比較的一般的な冬虫夏草なんですが、不思議と地元では全然出ないんですよね・・・。
ここから道無き道を進みます。聞けば衛星写真で見付けた場所とのこと。
お話を聞いて「そんな探し方があるのか・・・」と目からウロコでした。
とりあえず案内が無ければ絶対に行けないなと言う道をずんずん突き進みます。

すると鬱蒼と生い茂る森の中に良い感じの沢筋が出現。ここが今回の目的地です。
そしてそこには想像の何倍も大きく、想像の何倍も多く発生するテッポウムシタケの姿が!
おおよそ冬虫夏草とは思えないその凄まじいサイズ感!こんなに大きいんだ!
参加者全員大興奮!以前本種を見たと言う方でも今回は大きいと仰るほどでした。

テッポウムシタケはカミキリムシの幼虫、つまり鉄砲虫から発生します。
このフィールドのものはウスバカミキリを宿主としているみたいです。
宿主が大型のため子実体も大型で、結構大きめ目マメザヤタケかよってサイズ感でした。
硬い材にまっすぐ穿孔しているため採取に苦労しましたが、無事掘り採ることができました。
これも前日のハエヤドリタケ同様に、ここまでの発生規模はもう見れないかも知れませんね。
確実に当たり年だったと思います。
このフィールドはかつて多くの種を同時に排出した実績があるのですが、
流石に長い好天続きだったためか乾燥気味で沢筋にしか冬虫夏草が居ませんでした。
それでもTsukuru氏がハヤカワセミタケを初発見されていましたね。

そしてもう1つのメインターゲット、それは何と意外にもヤクシマセミタケ!
その名の通り南方系の種であり、南西諸島や八丈島が主な分布域です。
それがまさかこんな高緯度地域で見られるなんて!
本種は胞子観察が未済であり、採取のために八丈島再訪問も検討していたほど。
まさかここで採取のタイミングがあるとは思いませんでした。
無事胞子観察もしっかり成功させてますよ!
とここで時間切れ!遠方組の我々3人はそろそろ帰り支度をしなくてはなりません。
名残惜しいですがここで他のお三方とはお別れです。本当にありがとうございました!
しんや氏はここから新幹線で帰宅するため、私とどろんこ氏で車に乗って帰路につきます。
長時間運転も2人で話しながらだとあっと言う間で、無事どろんこ氏宅に帰って来ました。
置いてあった自車に荷物を戻してお別れです。お二人共ありがとうございました!
自分の車のカギ開けっ放しだったし、割り勘の交通費払い忘れたけどね!

独りになって夜の高速道路をひた走ります。うーん疲れた。
流石に疲労感が凄まじいので、適宜SAで休憩しながら安全運転で帰ります。
途中SAで食べたピザが美味しかったなぁ。結局帰宅した時は日付が変わっていました。実質3日目。
と言うことで怒涛の突貫遠征でしたが、得られた経験と写真と標本の質を考えればお釣りが来るレベル。
そのせいで日常に一気に引き戻されてギャップに苦しむことになりました。
離島遠征とか行くと結構体験しますよね、この時間の流れの違いに。
とにかくずっと虫草祭に出たいと思っていたので、念願叶って大満足なosoでした。
来年は更に遠いですが、場所が場所だけにまた行きたいなと思う次第。今の内にお金貯めとかないとね。
今回の更新はここまで!写真図鑑に虫草祭の収穫を集中して掲載しているので是非見てみてください。
中々ネット上に情報の無い冬虫夏草も詳細に載せることができたのは嬉しいですね。
冬虫夏草シーズンはややオフって来ましたが、まだまだ見れる種はありますので、もう少しだけ足掻きますね。
本日の更新はここまで。ご閲覧ありがとうございました!
絵の話題。
つっても絵が無いと寂しいのでちょっとだけ。
少し前に久し振りに心の琴線に触れるキャラに出会ったので、思い出したように久し振りに視聴。
MUGEN凶悪キャラの魅力をその動画編集能力と演出で一気に広めた大会だと思います。
その中でもやはり自分がいつも観てしまうのは最終回。本気霊夢とカルマさんの一騎打ちです。
投稿から約13年も経ってまさかファンアートを描くなんて、自分でも思っていませんでしたわ。
てことで決勝戦のお二人、lunatic氏製作の博麗霊夢改変「本気霊夢」と、
獅子堂久遠氏製作のオリジナルキャラ「カルマ」さん。
決まり手がまさかのあのキャラと言うのもあって、相性ゲーここに極まれりと言った感じでしたね。
ここから下は動画を見ても分かんねぇ!って方への簡単な解説です。
動画内のコメントを読むとある程度の意味は分かりますけどね。
完全にネタバレなので動画を観てから読んでください。
MUGENには「本体」と「ヘルパー」と言う概念が存在します。
前者はそのままの意味、後者は「飛び道具」とか「サポートキャラ」とかですね。
本体攻撃は当て身を取られて即死当身を返され逆に倒される等の危険性があるため、
神キャラの中には対策として自身がヘルパーのみとなっているキャラが居ます。
今回の決勝戦では本気霊夢はヘルパーキャラで本体攻撃を振らず、逆にカルマさんは本体攻撃を持っています。
そして四条雛子はMUGEN界でも屈指の内部構造を持つキャラ。
キャラの性能自体は普通の格ゲーキャラですが、当時最強クラスの即死技術をも通さない「アーマー」を持っています。
そしてこのアーマーは『本体攻撃でしか剥がせない』と言うとてもユニークな性質があるのです。
なので普通のMUGENキャラの普通のパンチやキックを当てればアーマーは剥がせますが、
それが無いと殺傷力最上位の即死技術を搭載した神キャラですらアーマーを貫通できなかったのです。
(ちなみに現在は本体親変更等の上位の即死技術が開発されているため普通に倒すことができます。)
まさに相性・・・実に殺傷力大会らしい決勝戦だったと思います。今でもたまに観返しますね。
と言うことで凄い久々にMUGENでした!では、ごきげんよう。
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