Cavansite/カバンシ石
Ca(VO)Si4O10・4H2O
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20100204 Wagholi Poona Maharashtra, India
今や一般にも知られる鉱物の一つとなりつつあるのではないでしょうか?
「カルシウム(calcium)」「バナジウム(Vanadium)」「珪素(Silicon)」を含むみます。
だから「Ca-Van-Si」。ペンタゴン石とは同質異像の関係を持つ「カバンシ石」です。
主な産地はやはりインド。沸石類と共に産出するため美しい標本が多いです。
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20100204 Wagholi Poona Maharashtra, India
拡大すると結晶の形状が見えてきます。色は深い青色で、斜方晶系。
結晶の構造を良く確認すればペンタゴン石との違いが分かって来ます。
一般には結晶が密に集合し、一本一本が太いのが本鉱だと思ってOKです。
ただし肉眼での判別が困難な物も多く、現地でも混同して売られています。
母岩となる沸石の種類でも判別可能との事ですが、上級者向けでしょうか?
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20100204 Wagholi Poona Maharashtra, India
一番最初に購入したサムネイルサイズの小型標本。母岩よりも本鉱が大きいです。
産地はやはりインドのプーナ産。市場に出回る物はまずここと思って良いです。
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20100204 Wagholi Poona Maharashtra, India
本鉱らしい放射状に広がった結晶塊です。母岩とのコトラストが綺麗ですね。
母岩が小さいので本鉱が一際目立つ。小さい標本ですが迫力が有ります。
色が派手なので本当にカメラ泣かせの鉱物。ピンボケが多かったです。
原色をデジカメが認識してくれず、MTピント合わせでの撮影でした。
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20100204 Wagholi Poona Maharashtra, India
本鉱は既に複数の標本を持っているので買う予定は有りませんでした。
しかし幾つも並ぶ標本の中に、奇妙な形状の結晶を発見しました。
普通は花のように放射状に広がったり、細かな結晶だったりしますが・・・。
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20100204 Wagholi Poona Maharashtra, India
左側の結晶塊は放射状に結晶が広がり、一般的な球形になっています。
しかし右側の結晶は細い結晶が平行に集合し、柱状結晶になっています。
このような結晶の産出は小さな結晶では見られますが、これは長さ1.8cm。
恐らく本来は手前に母岩が有って、そこから成長した物と思われます。