一度は207枚まで減ったんですけどね。
246枚に増えました。
その理由は久々のオフレポにて。
キノコの話題。
12月に入ってからやたら観察オフが多い気がしますが、多分気のせいです。
前の週はスナヤマチャワンタケオフがあったんですが、更新のタイミングを逃したので割愛。
Twitterには投稿しているのでソチラを見て頂ければと思います。
今回は京都でいつもお世話になっている青fungi氏にお世話になることに。
黒トリュフリベンジがしたいとの私およびび他メンバーの要望に応えて頂き、しかも忘年会までセッティングして頂きました。
当日集まったメンバーは主催の青さんと私、そしてガガンボ氏と木下氏。
あれ?その前の週あたり忘年会で会った気がするんですけど気のせいですかね?
とりあえず京都駅でお二人を拾い、待ち合わせのとある公園へ向かいます。

現場に到着するとすでに青さんが捜索中。すでに昨年見付けたHymenogaster属菌を発見していました。
その後昨年見付けたポイントの落ち葉を熊手で掻くとボロボロと子実体が出てきました。
しかも昨年よりもサイズが大きい大きい。
ただメインはコイツではないのでまずは黒トリュフを探します。
が・・・。
見付からない。
そこそこ地下生菌探しにも慣れている4人が血眼になって探しても全然出てきません。
かなりくまなく手分けして探しているはずなんですが・・・これは予想外。
個人的には胞子さえ見れれば断片でも良かったんですが、贅沢言ってられなくなって来ました。
ここでお昼になってしまったので昼食。
その後しばらく捜索して見付からないなら別の場所へ移動することになりました。
時間がないので近場のカフェで昼食を済ませることにしたのですが、ここが大当たり!
今度行く時もここにしよう。ガガさんが食べてたピザがメッチャ美味しかったです。

昼食を済ませたら黒トリュフポイントへ行くまでの途中のポイントを捜索。
するとガガさんがHymenogaster属菌を発見。しかしどうも様子がおかしい。
明らかに既知の主に比べて小さくて白く、断面の色も質感も異なります。
実はコレ、午前中に自分が黒トリュフポイントの近くで見付けていたのと同じでした。
その時は昨年見付けた種と同じだと思いこんで標本だけ採取してスルーしていました。
顕微鏡観察の結果からも別種で間違い無さそうです。
その後黒トリュフ捜索を続行しましたが、見付からないまま時間切れ。
諦めて2ヶ所目に向かうことになりました。移動中に雨が降り始めて不穏な空気が漂います。
到着したのは非常に良い環境の沢筋。誰が見ても冬虫夏草が出そうな雰囲気です。
事実以前はヤンマタケやガヤドリナガミノツブタケが見付かっている場所なのだそうです。
流石にこの時期はキノコが少ないと思っていましたが、ここからは見事なまでの子嚢菌天国でした。

非常に状態の良いスズメガタケを発見しました。
通称のようなものですがガヤドリナガミノツブタケと同種であり、これはアナモルフの状態です。
小型のガに感染した場合はテレオモルフにはならず、子実体表面にアカンソマイセス属のアナモルフを形成します。
その後もセミノハリセンボンやオイラセクチキムシタケが見付かり、盤菌類も充実。
来年は冬虫夏草の最盛期に来たいとの希望を青さんにお伝えしました。

とここで意外な再会がありました。Byssocorticium pulchrum(ビスソコルチシウム プルクルム)です。
以前は別種と同定しましたが、それは顕微鏡観察用の標本を採取しなかったが故の苦し紛れの同定。
今回はちゃんと菌糸の構造から本種であると確定できました。意外なリベンジ成功でしたね。
非常に美しい膏薬型のキノコですが、こう見えて何と菌根菌です。
とここでお店の予約の時間となりました。

夜は青さん選定の居酒屋さんで忘年会。何回目だっけ?とにかくここが美味しいのなんの。
落ち着いたお店の雰囲気と美味しい料理のおかげで食べに食べてお腹いっぱい。
結局3時間も居座ってのキノコ談義となりました。まぁいつもこんな感じではあるのですが。
ちなみにピースしてるのは木下さんです。
8時にお開き。青さんとは現地でお別れ、ガガさんと木下さんは駅まで送り届けて任務完了となりました。
黒トリュフの胞子は発見できなかったためイボセイヨウショウロなのかアジアクロセイヨウショウロなのかは分からずじまい。
また来年に期待したいと思います。
案内して下さった青fungiさん、そしてガガンボさん、木下さん、ありがとうございました。そして・・・。
ありがとうございました!
絵の話題。
131人目のキノコ擬人化は色々と危ないネタになる娘。
てことでついにこの娘!「Hypomyces hyalinus (タケリタケキン)」擬人化の「下 猛」嬢です。
読みは「シモ タケリ」。「Hypo-(〜の下)」の意味から取りました。
本種はその形状から男性器に例えられることが多く、良くネタ的に扱われています。
個人的にはそれはあまり好きではなく、本種の本体である表面部分の子嚢殻にフォーカスを当てたかったのです。

実は図鑑に載せたかった構図はコチラのラクガキのものでした。
ですがこれだとあまりにも細部が分からないため、髪を掻き分けた状態で図鑑に載せることにしました。
もちろんですけどftnrではありませんよ。そう言う安易な扱いはこの娘にさせたくなかったので。
やっぱり顕微鏡観察でしっかりと特徴を把握できたので、そこは真面目に行かせて下さい。
ち ん k ( r y
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■ comment ■
アイオワさんのジト目がたまらないですね。
おぽんぽんも素敵。
基本的にぱっちり目のハキハキしたキャラですからねIowaさん。
そう言うキャラのしっとりした表情とかメッチャ好き。
と言うかむしろおぽんぽんが好き。
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